お店とつながる冷蔵庫!?【日立GLS スマートストッカー】
【日立グローバルライフソリューションズ 「スマートストッカー」R-KC11R】 ​ ​ 雑誌やWEBなどでお馴染みの“家電王”こと中村剛さん(東京電力エナジーパートナー)のナビで、暮らしの常識をアップデートする人気コーナー。今回は、“中身がわかる・お店とつながる”ちょっと未来を感じさせてくれる冷蔵庫の話題です!
「しまう場所」じゃ終わらない? 冷蔵庫の可能性
中村(以下中)海外ではIoTによるスマートホーム化がどんどん進んでいて、暮らしのなかのひと手間かかるルーティンワークが自動化されつつあります。声のコマンドだけで照明を操作したり、スマートキーで玄関のドアを管理したり……。スマートスピーカーやスマホとつなげることで、家電の可能性は大きく広がりました。
アリススタイル(以下ア)可能性……なんかかっこいいです。 ​ (中)ふふふ(笑) 今日ピックアップした日立GLS「スマートストッカー」は、スマホアプリと連携することで食品の残量を表示し、そのままECサイト(オンラインショップ)にアクセスして購入もできる、新しい冷蔵庫です。
▲ 日立GLS「スマートストッカー」R-KC11R ​ ​ (ア)え、それすっごい便利じゃないですか! 見た目はちいさめでおしゃれな冷蔵庫ですね……? ​ (中)くわしくご説明しますね。 ​ (ア)お願いします!
重量センサー&アプリで暮らしが変わる?
(中)「スマートストッカー」は、「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」につなげて、ストック管理したい食品を登録することができます。そして庫内の2段目と5段目に搭載した重量センサーで重さを検知し(※)、ストック状況をスマホに表示します。
▲ (※)検知できる重さは200g~15kgまで、100g単位で計測 ​ ​ (ア)まえに取り上げたパナソニックのプレートと似てますね。 ​ (中)「ストックマネージャー」ですね。あちらは冷蔵庫とは紐づかない計量プレートとアプリなのでまた違うアプローチですが、食材管理の負担を減らすというコンセプトは同じです。プレスリリースが出たのもほぼ同時期でした。「日本はスマート家電化が遅れている」と言われていますが、国内のメーカーも意欲的に取り組んでいます。 ​ (ア)なるほど~。 ​ (中)食品の残量が減ると、スマホに通知が届いて買い忘れを防止するシステムです。さらに、事前によく使用する購入先を登録すれば、アプリの「購入する」ボタンから登録したECサイトに移動し、スムーズに買い物もできます。 ​ 当然、宅配してくれるわけですから、飲み物やお米など重たい品を管理すると特に便利かと。 ​ (ア)買い忘れも買い過ぎもないし運ばなくていいし、いいことづくめ! ​ (中)ひと昔前は「買い置きを切らさないようにするのは主婦のつとめ」なんて風潮もありましたけど、本来は家族それぞれが意識すればいいことで……さらに言うと、だれだってできれば意識したくない、めんどうなタスクです。 ​ (ア)ホントですよ(怒) ​ (中)アプリで残量を可視化したうえ、購入までのスムーズな動線ができていれば、「自分のほしいものは自分で」という感覚が自然になってゆくかと思います。もう何年かすれば、使い切るタイミングで自動注文するようなシステムも実現するかもしれませんね。 ​ (ア)ワクワクしないお買い物は、冷蔵庫が勝手にやってくれたら助かりますねえ!
未来の暮らしをちょっと先取り
(中)ご家庭ごとにストック管理したい食材は違います。本製品はそこもよく考えられていて、食品に合わせて庫内の温度を「冷凍(約-18℃)」「冷蔵(約2℃)」、「常温(約15℃)」に切り替えられる「ぴったりセレクト」を採用しています。
▲ 冷凍/冷蔵/常温の使用イメージ ニーズに合わせた設定が可能 ​ ​ (ア)あ、それ大事かも! ​ (中)デザインもシンプルかつ洗練されていて容量113リットルとコンパクトです。キッチンだけでなくリビングや書斎など置き場所を選ばないので、ライフスタイルに合わせて使用できる点も魅力的かな、と。
(ア)うーん、スマート家電って正直とっつきにくい感じがするんですけど、これはホントに便利そうだし、気軽に家に置けそうです。 ​ (中)ゆくゆくは、スマート家電がカバーする役割が増えて、内容もさらに濃いものになっていくはずです。切り替わりの途中である今、「試してみたいな」と感じるものに出会ったら、思いきって生活に取り入れてみるのもオススメですよ。 ​ スマート家電のある暮らしは想像以上に快適ですし、未来を先取りすると思ったら……ちょっと楽しいですよね。 ​ (ア)たしかに~! ​ ​ ★★★ ​ ​ 食品を買う・管理するという毎日のルーティンワーク。当たり前のようにこなしているけど、“お任せ”できる快適さを知ったら、知るまえには戻れないかも!? 今後の進化も楽しみです。 ​ 次回も暮らしの耳より情報をお届けします。こうご期待! ​ ​ ★★★ ​ ​ 中村剛: 東京電力エナジーパートナー株式会社 勤務 2002年に『TVチャンピオン』スーパー家電通選手権で優勝し、銀座にて体験型ショールーム「くらしのラボ」の開設と運営に従事。 ​ 2021年10月現在“家電王”として動画マガジン『くらしのラボ』をFacebookとYouTubeで毎週配信している他、テレビや雑誌、新聞などの様々なメディアで暮らしに役立つ情報発信をしている。無類のネコ好き! ​ ※FacebookとYouTubeにて「くらしのラボ」で検索して下さい。
​ ​ ​ Photo : 日立GLS 提供 https://kadenfan.hitachi.co.jp/rei/lineup/rkc11r/
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