“一聴”の価値あり! 【テクニクス ワイヤレスステレオインサイドホン】
【テクニクス ワイヤレスステレオインサイドホン EAH-AZ70W】
雑誌やWEBなどでお馴染みの“家電王”こと中村剛さん(東京電力エナジーパートナー)のナビで注目家電を深掘りする人気コーナー。今回のイチオシは、使い心地・音質どちらも最高クラスの完全ワイヤレスイヤホンです!
快適&高音質で話題のワイヤレスイヤホン
アリススタイル(以下ア)最近、イヤホンが調子悪くて……音も使い勝手もいいやつに買い換えたいんですけど、なにかオススメってあります??
中村(以下中)ちょうど私も先日イヤホンを新調したところですよ。いま、ワイヤレスイヤホンの音質・性能がひところよりも飛躍的に上昇しています。アリスちゃんの気に入る商品も、きっとあるかと。
私が店頭で試したなかでは、今年4月発売のテクニクス「ワイヤレスステレオインサイドホン」が圧巻でしたね。目星をつけていたものよりちょっと予算オーバーだったんですが(笑)、圧倒的に高音質で、「絶対にこれだな」というクオリティでした。いま使ってますけど、非常に満足してます。
▲ 完全ワイヤレスイヤホン EAH-AZ70W(シルバー / ブラック)
(ア)ワイヤレス、便利そう。でも動画とか音ズレしませんか?
(中)確かに従来の製品は、Bluetooth接続が不安定だったり、一度片側のみで受信したあともう片方へと送信するリレー伝送方式を使っていたり、課題の残るものが多かったです。コード式イヤホンに比べ音ズレ・音飛びが起きやすいのはこのためですね。
(ア)ふむふむ。
(中)「EAH-AZ70W」は、切り替え操作に使うタッチセンサー部分と基板にもBluetoothアンテナ機能をもたせたことで、コンパクトながら高い接続性を実現しているんです。
▲ 新開発「タッチセンサーアンテナ」
(ア)ちいさいのにすごいんですねえ。
(中)さらに、リレー伝送方式ではなく左右それぞれのイヤホンがBluetooth信号を受信します。効率よく安定して電波を届けるために最適化された設計と言えるでしょう。
▲ 混雑した場所でもとぎれにくい
その聴き心地、業界最高クラス(※)
(中)テクニクスはパナソニックのHi-Fiオーディオ専門ブランドです。1965年から2010年までの長きにわたり、すぐれた音響技術で国内外のオーディオ分野をけん引してきました。
2014年のブランド復活以降、その歴史で培った知見と最新テクノロジーを融合させた製品を手がけています。「EAH-AZ70W」も、デジタルとアナログ両面からのアプローチで表現力豊かな音を楽しめることで高い評価を得ています。
▲ フィット感も良好、スマートな見た目
(ア)予算オーバーしてもほしくなっちゃうくらいに……(笑)
(中)はい(笑) オーディオファンも魅了する高音質ですね。ノイズキャンセリング性能も非常に高く、飛行機や電車など騒音の大きい場所でもしっかりと音楽を堪能できます。
(ア)周りの音が入りにくいってことですか??
(中)仕組みとしては、イヤホンの外側・内側両方にマイクがついていて、騒音を集めて分析します。そして同じ位相の音をぶつけることで、余分な音を聴き取らないよう打ち消しているんです。精密な演算と瞬間的な処理の両立が求められます。
(ア)へえー、知らなかった!
(中)本製品は、デジタル制御と処理の遅延が少ないアナログ制御をうまく組み合わせることで、業界最高クラスのノイキャン性能を実現したそうです。
▲ 画期的な「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」
(中)これがまあ、本当に高性能で。街中で使うと、音楽に没頭できすぎてちょっと危ないくらいです(笑)
(ア)そんなに!?(笑)
(中)とはいえ、曲を聴きつつ周囲の音を取り込める「アンビエント」機能もついていますから、状況に応じて使い分ければ問題ありません。音響のよさとノイキャン性能は、まさに一聴の価値アリですよ。
(※国内のノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホンにおいて。JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)基準に則る。2020年1月26日時点、パナソニック調べ。)
さまざまなシーンによりそう
(中)使い分けに関して言えば、高性能マイクつきで処理能力もよいので、スマホやパソコンで通話する際のヘッドセットとしても優秀です。騒音が気になる屋外では特に重宝しますね。
▲ 話し声をクリアに届ける
(ア)なるほど~。
(中)細かい音の設定はスマホアプリから簡単に行えますし、再生や音量調整・通話切り替えなどの基本的な操作なら、イヤホン本体のタッチセンサーに触れるだけでOKです。一度使うと、この快適さは手放せませんね。
(ア)でも、あのー、洗濯しちゃいそうで怖いかな、って……。
(中)ふふふ、ワイヤレスでちいさいですからねえ。だけど専用ケースが充電器を兼ねてますから、ポケットにそのまま入れて忘れてしまうということは、そうそうないかと思いますよ。
▲ 充電ケースによる充電で最大約22.5時間(ノイズキャンセリングOFF、AAC)の再生が可能。
(ア)おー、それなら大丈夫かも(笑) 高音質、気になる……買い換えの候補に入れますね!
★★★
身の回りのよく使う家電は、知らないうちにおどろきの進化を遂げているもの。ときどきは最新情報をチェックして、暮らしをアップデートしていきたいですね。
次回も知って得するマメ知識をお届けしていきます。お楽しみに!
★★★
中村剛:
東京電力エナジーパートナー株式会社 勤務
2002年に『TVチャンピオン』スーパー家電通選手権で優勝し、銀座にて体験型ショールーム「くらしのラボ」の開設と運営に従事。
2020年12月現在“家電王”として動画マガジン『くらしのラボ』をFacebookとYouTubeで毎週配信している他、テレビや雑誌、新聞などの様々なメディアで暮らしに役立つ情報発信をしている。無類のネコ好き!
※FacebookとYouTubeにて「くらしのラボ」で検索して下さい。
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