炭のチカラでうまさ極まる! 【本炭釜KAMADO】
【三菱電機 本炭釜KAMADO NJ-AWB10】 ​ ​ 雑誌やWEBなどでお馴染みの“家電王”こと中村剛さん(東京電力エナジーパートナー)のナビで注目商品を深掘りする人気コーナー。先週に引き続き、食欲の秋がいっそう楽しくなるハイクラス炊飯器を紹介していきます!
家電王お気に入り 三菱ジャー炊飯器の実力
アリススタイル(以下ア)今回は三菱電機ですね。確か以前、家電王のおうちの炊飯器は三菱電機だとうかがったような?? ​ 中村(以下中)よく覚えてましたね(笑) 三菱電機の炊飯器は、関東風の粒感を残した炊き上がりが基本になっていて、好きなんです。ベーシックモデルでも味わい・機能ともに高水準で、コスパがいい印象があります。 ​ 「本炭釜KAMADO」シリーズは、その名の通りかまど炊きごはんの味わいを追求した同社のフラッグシップモデルです。
▲本炭釜KAMADO NJ-AWB10 月白(W)げっぱく ​ ​ (ア)丸っこくてカワイイ! シリーズの特長と、イチオシ機種のいいところを教えてください。 ​ (中)まず、「おいしいごはん」の定義やアプローチの仕方はメーカーによってさまざまですが、「本炭釜KAMADO」シリーズは「圧力をかけず、お米一粒一粒にうまみを閉じこめて丁寧に炊きあげる」というスタンスをとっています。 ​ 内釜の素材に、優れた発熱性と遠赤効果がある「本物の炭(※)」を使っているのが、こちらのシリーズの最大の特長です。職人がひとつひとつ約100日間かけて仕上げる、こだわりの削り出し釜なんです。 ​ ※木炭や竹炭とは異なる炭素材料(純度99.9%)を使用
▲時間をかけて ふきこぼれを防ぐ羽釜の形状へ仕上げる ​ ​ (ア)100日! すごい手間ですね……。
おいしさが続くヒミツ
(中)炭はIHとの相性がよく発熱性に優れ、それ自体が発熱体となります。大熱量で激しい熱対流を起こすことでお米の芯まで熱を伝え、ふっくら炊き上がります。
▲粒感とツヤのある炊き上がり ​ ​ (中)贅沢な手間ひまが、中はふっくら・外側はハリのある食感を生み出すには不可欠というわけです。陶器や土鍋と同程度の強度はありますが金属ほど頑丈ではないので、丁重に取り扱いたいですね。 ​ (ア)なるほど~。 ​ (中)8月発売の新モデル「本炭釜KAMADO NJ-AWB10」は、分厚い内釜の底を凸形状に彫り込むことで、従来製品より多くの気泡を発生させる「泡昇り釜底」という構造を採用しています。
▲泡が昇る熱対流でよりふっくらした炊き上がりへ ​ ​ (中)さらに断熱構造も強化されたことで、かまど炊きごはん独特のふっくらして口の中でほどける出来ばえを忠実に再現(※)しています。まさにシリーズの正統進化モデルといえるでしょう。 ​ (ア)高火力で熱ムラなく炊き上げる感じですね。 ​ (中)はい。圧力をかけず炊いたごはんは、表面が「保水膜」といううまみを閉じ込める水分でキレイに覆われるそうです。ツヤと食感のある炊き上がりになるだけでなく、うまみを包み込むので冷めてもおいしいという特長があります。 ​ (ア)うーん、一度食べてみたいなあ。 ​ (中)私は好きですよ。ぜひ試していただきたいですね。 ​ ※かたさと含水率
便利+個性が光る機能も魅力!
(中)本製品は独自のアプローチでおいしく炊くだけでなく、さまざまなシーンに対応する機能も搭載しています。 ​ 全国50銘柄のお米それぞれの個性を引き出す「銘柄芳潤炊き」・0.5合~2合までの少量をおいしく炊く「少量名人」など、炊飯モードのバリエーション豊富です。付属の計量カップがなかなかよくできています。
▲ひっくり返すと0.5合・1合を簡単に計れる「合ピタカップ(計量カップ)」 ​ ​ (中)口がせまくなっているため、計量のばらつきが少なくなり、より正確に計量することができます。 ​ (ア)おお、これは便利そう! ​ (中)新登場の「まとめ炊き(冷凍用)モード」も重宝です。冷凍することを前提にじっくりと吸水してから炊くので、解凍後も甘みとみずみずしさが残ります。
▲電子レンジで解凍後、冷めてもおいしいのでお弁当にぴったり ​ ​ (中)そして個人的なイチオシとしては、「長粒米モード」がよかったですねえ。エスニック料理に使われる細長い品種の米を炊くためのメニューなんですが、長粒米の特長であるねばりの少なさ・香りのよさをしっかり引き立ててくれます。 ​ タイ料理が好きなのでジャスミンライスを炊いてみたら……とてもおいしかったです。
▲新機能「長粒米モード」 エスニック料理がぐっと本格的になる ​ ​ (ア)わあ、いいなあ(笑) 自炊の幅が広がりそうですねえ~。 ​ (中)素材選びはとがっているけれど、使い勝手は良好だし、ユニークさもある面白い製品です。「せっかくの新米をもっとおいしく食べたいな」というときに、候補に入れてみてほしい一台ですね。 ​ ​ ★★★ ​ ​ 2週連続でお届けした、ハイクラス炊飯器のお話。自分好み・家族好みの新機種をお迎えすれば、食事の満足度は爆上がりかも!? ​ 次回も耳寄り情報をシェアしていきます、お楽しみに! ​ ​ ★★★ ​ ​ 中村剛: 東京電力エナジーパートナー株式会社 販売本部 お客さま営業部 プロモーション・リサーチグループ 副部長。テレビ東京系列にて放送された人気番組「TVチャンピオン」のスーパー家電通選手権において2002年に優勝。2020年10月現在「くらしのラボ」などリビング・デジタルメディアも担当している。節電や家電について、わかりやすく実践的な解説に定評があり、多くのメディアに登場。 ​ ※FacebookとYouTubeにて「くらしのラボ」で検索して下さい。
​​​ ​ ​​ Photo : 三菱電機提供 ​ Product Information : 三菱電機HP(本炭釜 KAMADO(NJ-AWB10) 製品情報) https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/suihanki/product/honsumi/nj-awb10/index.html
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