用途に合わせた家電を上手に使うことで、暮らしのストレスは減らせますよ。
雑誌やWEBなどでお馴染みの“家電王”こと中村剛さん(東京電力エナジーパートナー)といっしょに、暮らしの常識をアップデートする人気コーナー。前回に引き続き、静かに進化を続ける家電・アイロンのおすすめラインナップをチェックしていきます!
手軽で時短! コード付きでもスイスイ パナソニック
中村(以下中)現在、家電量販店の店頭に並んでいるアイロンはおおむね、東芝・パナソニック・ティファール、3社いずれかの製品です。 ​ いずれもひと昔前のものとは比べものにならないほど使いやすくなっていますよ。前回は東芝アイロンのお話でしたね。 ​ アリススタイル(以下ア)はい。パナソニックのアイロンはどんな感じですか?? ​ (中)「コードレス スチームアイロン WLシリーズ」は洗練されたデザインで持ちやすく、それがそのままかけ心地のよさにもつながっています。
▲コードレス スチームアイロン WLシリーズ / 握りやすい形状の「指かけグリップ」 ​ ​ (中)誕生十周年となる「Wヘッドベース」構造により、前後左右にスムーズに動くので効率的にシワのばしが可能です。ヘッドの先端は細く、シャツのボタンまわりなど細かい部分もキレイに仕上がりますよ。 ​ また、アイロン面全体にスチーム噴射口をとってあるので、広範囲にムラなく蒸気が行きわたります。アイロンがけの時間を短縮してくれますね。 ​ (ア)使いやすそう~! ​ (中)そうそう、「使いやすさ」という点ではコードレスアイロンが人気ですが、パワー・持続性と手軽さはトレードオフです。大量にアイロンがけするご家庭なら、コード付きの方が適しているかもしれません。
▲コード付き スチームアイロン (左:NI-W550 / 右:NI-W450) ​ ​ (中)パナソニックのコード付きスチームアイロンはコードの付け根が360°自在に動く設計で、わずらわしくないのでオススメですよ。 ​ (ア)そういうのもあるんですね。
パワフルスチームでパリッと仕上げ! ティファール
(中)ティファールも特色のある使いやすいアイロンを手がけています。コード付きかコードレスかはもちろん、サイズや機能、かけ面の素材・スチーム量など仕様の異なる豊富なラインナップを展開していて、ニーズに合わせて選ぶことが可能です。
▲すべりのいいダイヤモンド型のかけ面 適度な重みでプレスしやすい設計 ​ ​ (ア)ふむふむ。 ​ (中)グレード次第で値段もピンキリですが、リーズナブルなモデルでもスチーム量が多いのはさすがティファールといったところです。 ​ 今回お話しした国内メーカーのアイロンのスチーム量は、多いものでも最大20g/分ほどです。一方、ティファール製アイロンはリーズナブルなモデルでも、最大40g/分のスチームを噴射し、効率よく繊維の奥からほぐしてくれます。最上位機種なら140g/分にのぼり、まさに圧倒的ですね。
▲パワフルなスチームと安定した熱でパリッと仕上げる ​ ​ (ア)すごーい! なんだか気持ちよく作業できそう。 ​ (中)素早くシワをのばして、しっかりプレスしたいときには非常に心強いです。
使いやすい一台で暮らしが変わる?
(ア)アイロンがけって面倒だしキレイに仕上がらなくって、「私ってずぼらだなあ」「不器用だなあ」って思ってたんですけど、使ってるアイロンが悪い気がしてきました……(笑)
(中)ははは(笑) 道具を買い換えることで手間やストレスが減らせるなら、試してみる価値はありますよね。イヤイヤやっていた家事がちょっと楽しくなったり、苦手意識がなくなれば、手芸など新しい趣味のきっかけになったりすることもあるでしょうし。
(ア)うんうん、ホント! ガマンしてたらもったいないかも~。 ​ ​ ★★★ ​ ​ スチーマーの手軽さは魅力だけれど、アイロンじゃなきゃピタッとハマらないシーンもきっとあるはず。自分の暮らしに必要なアイテムなら積極的に取り入れたいですね。 ​ 次回も家電にまつわる耳寄り情報をお届けしていきます、お楽しみに! ​ ​ ★★★ ​ ​ 中村剛: 東京電力エナジーパートナー株式会社 勤務 2002年に『TVチャンピオン』スーパー家電通選手権で優勝し、銀座にて体験型ショールーム「くらしのラボ」の開設と運営に従事。 ​ 2020年11月現在“家電王”として動画マガジン『くらしのラボ』をFacebookとYouTubeで毎週配信している他、テレビや雑誌、新聞などの様々なメディアで暮らしに役立つ情報発信をしている。無類のネコ好き! ​ ※FacebookとYouTubeにて「くらしのラボ」で検索して下さい。
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