働き方や休日の過ごし方が変われば、必要なツールも変わるかもしれません
雑誌やWEBなどでお馴染みの“家電王”こと中村剛さん(東京電力エナジーパートナー)のナビで、暮らしに役立つマメ知識や新常識をお届けする人気シリーズ。今回は、リモートワークやステイホームに欠かせないドリンクづくりに関する話題です!
巣ごもりを充実させるアイテム?
アリススタイル(以下ア)世の中がコロナでざわざわして、もう半年以上経ちましたねえ。実を言うとこのコーナーの取材も、3月からずーっとリモートなわけですけど……家電王、お元気ですか? ​ 中村(以下中)はい、おかげさまで(笑) 状況は刻々と変わりますが、仕事も息抜きも、できる範囲でこういった取り組みを続けたいですよね。アリスちゃんもお変わりありませんか? ​ (ア)元気です! そうそう、もうそろそろホットドリンクがおいしい季節じゃないですか。最近、電気ケトルを買おうか悩んでるんですよ~。
(ア)テレワークの日は一日中、コーヒーとか紅茶とかなにかしら飲んでるからちょっと奮発してもいいかな、って。オススメがあれば教えてください! ​ (中)なるほど。それなら、電気ポットという選択もアリかもしれませんよ。電気ケトルは都度お湯を沸かすには便利ですが、基本的に保温機能がありません。在宅時間が長くこまめにお湯を使うのなら、大容量で保温性に優れた電気ポットの特性が活きてきます。 ​ (ア)んん~、電気ポットですか。「おばあちゃんちにあったな」っていうイメージかも……。
知らないと損!? 電気ポットの進化
(中)確かに、シニア層に愛用されている製品ですね。核家族化や共働き世帯の増加を受けて“お湯を沸かす家電”の主流は電気ケトルへ移行した感があります。しかし各メーカーの最新モデルを見れば、印象が変わるかもしれませんよ。 ​ タイガー魔法瓶が今年7月に発売した「電気まほうびん<とく子さん>」は、インテリア性の高さも魅力のひとつです。
▲タイガー魔法瓶 蒸気レスVE電気まほうびん<とく子さん> PIM-G220/G300 ​ ​ (ア)おぉっ、オシャレ! 私の知ってる電気ポットと違います(笑) ​ (中)スタイリッシュですよね。蒸気の出を最小限に抑えるためのセンサーと冷却機構を備えているので、見た目と機能の両面で置き場所を選びません。
(中)さらに、給湯量が表示されるため料理の下ごしらえやインスタント調理のとき便利です。もちろん、紅茶やコーヒーの味を引き出すのにも重宝するでしょう。お湯を落とす速度も切り替え可能です。
(ア)いつも目分量でテキトーだから、絶対においしくなる予感……。 ​ (中)頻繁にお湯を使う生活になると「アリだな」と思いますよね。 ​ 本製品は、昨年秋の消費税引き上げで高まった“内食の需要”をサポートするコンセプトのもと開発されました。増税もステイホームも決して歓迎できることではないけれど、生活スタイルの変化によりそうツールがあるのは心強いかと。 ​ (ア)うんうん。
令和の電気ポット、省エネ効率も◎
(ア)でも、ずっと保温してると電気代がかさみそう(汗) ​ (中)気になりますよね。しかし断熱構造が進歩したので、ひと昔前の製品と比べればかなりコストが抑えられています。 ​ 温度設定や再沸騰のタイミングを考慮すればより省エネにつながります。パナソニック「マイコン沸騰ジャーポット NC-SU4シリーズ」なら、使用パターンを記憶して自動的にヒーターのオン・オフを切り替えるので効率的ですよ。
▲パナソニック マイコン沸騰ジャーポット NC-SU4シリーズ ​ ​ (ア)自動で?? 今どきの電気ポットはそんなことまでできるんですか! ​ (中)はい(笑) 100℃まで上げる「沸かし」機能とは別に、設定した温度でとどめる「お好み温調」機能も搭載しているのでここでもムダをカットできるでしょう。 ​ 90℃・80℃・70℃の3パターンからシーンに合わせた使い分けが可能です。特に、日本茶がお好きな人にはとても便利だと思います。
(ア)ああ~、たまに無性に飲みたくなるんですよねえ。 ​ (中)ドリップコーヒーをいれるときには、流量の調節・蒸らし時間の目安がわかりやすい「カフェ給湯」機能が活躍します。自動充電式のためコードを外しても約9時間ほど電動給湯ができる点も快適ですね。 ​ (ア)電気ポットがあれば、在宅ワークも休憩もはかどりそう……。家電王、もうちょっといろいろお話ききたいです! ​ ​ ★★★ ​ ​ 最新型の電気ポットは、暮らしに役立つ機能が満載。おうち時間が長い方には、欠かせない相棒になるかも……? ​ 次週も引き続き、電気ポットのあれこれをオススメ商品紹介もまじえて深掘りしていきます。おたのしみに! ​ ​ ★★★ ​ ​ 中村剛: 東京電力エナジーパートナー株式会社 販売本部 お客さま営業部 プロモーション・リサーチグループ 副部長。テレビ東京系列にて放送された人気番組「TVチャンピオン」のスーパー家電通選手権において2002年に優勝。2020年9月現在「くらしのラボ」などリビング・デジタルメディアも担当している。節電や家電について、わかりやすく実践的な解説に定評があり、多くのメディアに登場。 ​ ※FacebookとYouTubeにて「くらしのラボ」で検索して下さい。
​ ​ ​ Photo & Source : ・タイガー魔法瓶 公式HP https://www.tiger.jp/product/waterheater/PIM-G.html ​ ・パナソニック 公式HP https://panasonic.jp/pot/products/NC-SU4.html
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