コスパ◎! ANKER・高性能ロボット掃除機の実力を徹底レポート
【ANKER Eufy RoboVac L70 Hybrid】 【ライター : Kayoko*】 ​ ​ ANKERのハイブリッドなロボット掃除機「Eufy RoboVac L70 Hybrid」をレンタルして早1ヶ月。吸引+水拭きの合わせ技で、ズボラな私を強力にサポートしてくれています。 ​ 今回のレビューでは、Eufy(ユーフィ)スマホアプリの使い心地や、吸引力の検証、お手入れ方法についてお伝えしていきます!
アプリで使い勝手がグンと広がる
スマホアプリ「EufuHome」では、掃除のスタート・再開・充電ステーションに戻るという基本操作に加え、さまざまな設定や確認が可能です。
▲ 専用アプリ「EufuHome」(無料) ​ ​ 中でも注目なのが、高度な「A.I Mapテクノロジー」による“マッピング機能”。リアルタイムに部屋の間取りと現在の位置を把握して地図を描き、効率のよいルートで掃除してくれるんです。
▲ 部屋の形状と軌跡がアプリに表示される ​ ​ Eufyの通ったルートがアプリにすぐ反映され、掃除の進み具合が一目瞭然。我が家は3LDKの間取りですが、掃除終了後に履歴を確認するとほぼ完璧な部屋の地図が出来上がっていました。部屋の外周を回った後、全体を規則正しく走行していて、動きにまったくムダがないことにもビックリ!
▲ 進入禁止エリア(赤色部分)・水拭き禁止エリア(黄色部分)の指定が可能 ​ ​ 「マップの編集」ボタンからは、進入してほしくないエリアや、水拭きを禁止するエリアの設定も簡単にできます。障害物でふさいだりふすまを閉めたり、そんなひと手間もこれでなくなります。
掃除モードの切り替えも自由自在
Eufyは独自技術の「BoostIQ」機能を搭載しており、床の種類に合わせて最適な吸引力で掃除をしてくれます。さらに、アプリから「静音・標準・ターボ・最大・水拭きのみ」の5段階のモードを自由に切り替えることができます。
私のオススメは、よりパワフルかつ作動音もうるさすぎない「ターボ」。「標準」でもホコリや髪の毛など日常的なゴミは十分吸引できますが、「ターボ」ならさらに微細なゴミまでしっかり吸い取ってくれて安心感があります。 ​ ちなみに気になる騒音ですが、「ターボ」は我が家にあるキャニスター掃除機と同じくらい。「最大」はドライヤーほどではないけれど、テレビが聞こえづらくなるかなり大きな音。「静音」はとても静かで、深夜や早朝でも安心して使えます。 ​ 用途やシーンに合わせて手軽にモードが選べるのはうれしいポイントでした! もちろん事前に時間とモードを設定して掃除予約をしておいたり、外出先から操作したりすることも可能です。
吸引+水拭きの合わせ技が最強
吸引力のすごさについては3日レビューでもお伝えしましたが、より細かくEufyの実力を検証するため、フローリングにいろいろなゴミをまいてテストしてみました。
▲ 右上:ティッシュ、右下:砂、左上:シリアル、左下:片栗粉 ​ ​ 試してみるのは、ティッシュペーパー(細かくした状態)・シリアル(砕いた状態)・片栗粉・砂の4種類。
▲ 「標準」モード使用後 ​ ​ まずは「標準」でトライしたところ、ティッシュペーパーは問題なく吸引できましたが、シリアルと砂は逆に広がってしまった部分も。片栗粉は溝にはまっている部分は吸い残しが目立ちました。吸引だけだと、こまかーい粒の掃除はイマイチかも……?
▲ 溝にはまった片栗粉は吸引できず、全体的に白さが目立つ ​ ​ 続いて、「ターボ+モッピングモード」で吸引と水拭きを同時に行って再度トライ。
▲ 「ターボ+モッピングモード」使用後 ​ ​ 溝にはまった片栗粉のみ少し残ってしまいましたが、それ以外はすべてキレイに吸引できました。
▲ 粉っぽさがなくなり、溝に少し片栗粉が残っている程度 ​ ​ 水拭きをプラスしたことで、吸引だけでは取り切れなかった微細なゴミもしっかりキャッチ。我が家の脱衣所にはよく子供の衣類に付いた砂が散乱するのですが、この「吸引+水拭き」の組み合わせで、裸足でも気持ちのいい床がキープできるようになりました!
水洗いOK! お手入れラクラク
清掃が必要なのは、ダストボックス・水タンク・フィルター(3種類)・回転ブラシ・モッピングクロス。
▲ 回転ブラシ以外は全て水洗い可能 ​ ​ ほぼ全てのパーツが水洗い可能なので、いつでも清潔を保てます。
モッピングクロスは、水拭き掃除をする度に洗う必要がありますが、サッと水洗い&自然乾燥させるだけなので楽チンです。
ただひとつ気になったのは、水タンクが薄い構造のため、タンク内の水分を拭き取ることができないこと。水切りには一工夫必要かも。
▲ 回転ブラシは簡単に着脱可能 ​ ​ サイドブラシと中央の回転ブラシも取り外してお手入れ可能。髪の毛などが絡まっているときは、ダストボックスの脇に付いている専用カッターでカットできるので便利です。
▲ ダストボックスに付属の専用カッター&ブラシ
高精度なWi-fi機能と使い勝手のよさに大満足だった1ヶ月間。ほったらかしで面倒な水拭きまでしてくれるので、浮いた時間で他の家事をしたり、のんびり過ごしたり……気持ちにも余裕ができました。 ​ 他メーカーのロボット掃除機の上位機種に引けを取らないハイスペックなのに、54,800円というほどほど価格なのも驚きです。コスパのいいロボット掃除機を探している人にはぴったりな1台かも。ぜひ試してみてください!
最新記事
コスパ◎! ANKER・高性能ロボット掃除機の実力を徹底レポート