ついつい“床置き”しちゃうあなたの味方! 次世代モデル登場【ルーロ】
【パナソニック ルーロ MC-RSF1000】 ​ 日本での普及が伸び悩むロボット掃除機。パナソニックがその原因と真正面から向き合ったら、今までにないスタイルの一台が生まれました! 雑誌やWEBなどでお馴染みの“家電王”こと中村剛さん(東京電力エナジーパートナー)のナビで、とことん深掘りしていきます。
みんなを悩ますあの問題、解決策は?
アリススタイル(以下ア)前回はルンバの話でしたけど、ロボット掃除機ってまだまだ広まってないんですね~。所有率7%とか? みんな知ってるアイテムなのに意外。 ​ 中村(以下中)この数字の背景には、日本ならではの理由があるようです。パナソニックが実施したアンケートの結果、ロボット掃除機に関心があるのに使ったことのない人のうち25%が「事前の片付けが面倒だから」と回答したんです(※)。
(中)身の回りのものを「ちょっと床に置いておこう」となるのは、室内でも土足の国にはない感覚でしょうね。性能がどれだけ向上しても、この心理をフォローできなければ普及率アップはむずかしいかもしれません。 ​ (ア)うう、床にちょい置き、やっちゃいます……(汗) ​ (中)さらに、同じくパナソニックのアンケートによるとロボット掃除機ユーザーの実に70%以上が、使用前の片付けにストレスを感じているそうです。片付けが不十分なまま動かして、機械がとまってしまう・床や家具が傷つくなどのトラブルを経験した人も60%近くにのぼります。 ​ (ア)みんな悩みはいっしょなんだ~。 ​ (中)そこでパナソニックは、床の障害物を避けたり敷きものを乗り越えたりして進むことが可能な次世代ロボット掃除機「ルーロ」(MC-RSF1000)を開発しました。レーザーSLAMによる正確な空間認識技術と、高性能な走行技術の賜物です。
(ア)おおっ、なんだか期待しちゃいます! ​ ※パナソニックが実施した“ロボット掃除機に対する関心度及び床の片付け”問題をテーマにしたアンケート調査
見つける・越える・ついてくる!
(ア)最新版のルーロは、レーザーセンサーで360°全方位を素早くセンシングして、部屋の間取りも自分の位置も精密に把握することができます。取りこぼしなく掃除すると同時に、超音波・赤外線センサーとの三段構えで、幅約2cmの障害物さえ見つけだして避けるんです。
(中)公式特設ページで「置きっぱなしのおもちゃや洗濯物を避けられるのか?」という実験動画が公開されていますが、ぶつからないギリギリのきわを攻めて、見事に掃除していますよ。 ​ (ア)すごーい。お子さんのいるおうちは助かりますねえ! ​ (中)本当に。そして敷きものや段差のある場所を走行するときには「アクティブリフト」機能でタイヤを押し出し、本体を持ち上げ乗り越えていきます。高さ2.5cmまでなら、危なげなく進みます。
(ア)「その手があったか!」って感じ。 ​ (中)柔軟で合理的な解決ですよね。コンセプトモデル開発にあたり、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)と連携したことが影響しているかと。 ​ (ア)なるほど~。 (中)さらに、本製品はアプリ操作・スマートスピーカーに対応しているんですが、もうひとつ非常にユニークなコマンド方法があります。「otomo(おとも)機能」って言うんですけど。 ​ (ア)?? ​ (中)充電台で本体上部の円盤部を3回タップすると、180度回転して前に立つ人の足をレーザーセンサーで認識し、歩く先へとついてくるんです。任意の場所で立ち止まれば、1.5mの範囲でスポット掃除を行います。
(ア)なにそれかわいい!(笑) ​ (中)なごみますよね(笑) スマートフォンで指示するのが面倒なときに、持ち運ばず連れていけるのはとても便利ですし。お子さんだったら、きっと愛着がわいて、掃除にプラスのイメージを持てそうですよね。 ​ (ア)いやいや、大人だって愛着わいちゃいますよ! ​ (中)ふふふ(笑)
おともにしたい特別な一台
(中)「三角形だから隅に強い」という元々のアドバンテージとあわせて、今回のバージョンアップで、ルーロにしかできないこと・ルーロが生活に提案することが一気に明確になりました。片付けのストレスを感じずに床掃除を自動化できれば、こんなにうれしいことはないですよね。 ​ (ア)うんうん。 ​ (中)国産のロボット掃除機が、単に掃除するだけでなく「どんなふうに掃除したいか」という要望に応える段階に至ったことは、非常に大きな意義があると思います。ルンバ一強の風潮を覆して、ロボット掃除機の普及率を伸ばすきっかけにもなる一台かと。 ​ (ア)ホントホント。あー、私、この子ほしいかも……。 ​ (中)(笑) ​ ​ ★★★ ​ ​ ますます進化を続けるロボット掃除機のセカイ。自分のライフスタイルに寄りそう一台に出会えたら、心地よい毎日を送れそうです! ​ ​ ★★★ ​ ​ 中村剛: 東京電力エナジーパートナー株式会社 販売本部 お客さま営業部 プロモーション・リサーチグループ 副部長。テレビ東京系列にて放送された人気番組「TVチャンピオン」のスーパー家電通選手権において2002年に優勝。2020年5月現在「くらしのラボ」などリビング・デジタルメディアも担当している。節電や家電について、わかりやすく実践的な解説に定評があり、多くのメディアに登場。 ​ ※FacebookとYouTubeにて「くらしのラボ」で検索して下さい。
​ ​ ​ ​ Photo : パナソニック提供
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