小学生でも5秒で撮れる！ 親子で遊ぶ360度カメラ
【RICOH THETA SC】
【ライター : tomosato】
ふとした瞬間の子どもの可愛いしぐさや、夕方の綺麗なグラデーションの空。気になる風景を撮影するのが好きな私ですが、画像フォルダにはなんだか似たような写真ばかり……。ミラーレスカメラは持っているけれど、持ち歩きが大変だし、設定が複雑で結局スマホ頼りになっちゃいます。
そこで、ボタン一つで360度画像が撮れるというリコーの「THETA SC」をレンタルしてみました。一体どんな世界が映るのでしょうか！？
「これ、カメラ！？」開けた瞬間にワクワク！
箱を開けた瞬間、目に飛び込んだのはまるでオモチャのように小さくてキュートなピンクの本体。重量はなんと約102g！ 大きさは我が家の照明のリモコンより少し小さいくらいです。
付属品は充電用のUSBケーブル（Bタイプ）に本体カバー、セルフィースティック（自撮り棒）に使い方ガイド本まで！ すぐにでも撮影できる準備が整っています。
スマートフォンと比べてもこの薄さ。カメラレンズが少し裏表に飛び出していますが、付属の本体カバーに入れれば傷も付きにくそうなので安心です。
前面にはシャッターボタン、側面には「電源・無線・撮影モード」の3つの操作ボタンが。シンプル操作で、カメラの設定が苦手な私でも悩まず使えそうです。電源ONからの立ち上がりもとっても早く、シャッターチャンスを逃しません。
本体の内蔵メモリは約8GBで、Lサイズの静止画なら約1600枚、動画なら合わせて約63分を保存可能。
電源を入れれば撮影自体はすぐできますが、本体からは撮った画像をチェックすることができません。「付属のUSBケーブルでパソコンにつなぐ」もしくは「専用のスマホアプリを入れる」という作業が必要みたいです。さっそくアプリをインストール！
専用アプリで面白さ、広がる！
THETAの専用アプリは数種類あるのですが、見る・撮るなどの基本作業で使うのは「RICHO THETA」です。さっそくインストール。
Wi-Fi機能を使うので、先にTHETAの「無線ボタン」をONにしておきます。スマートフォン側の「設定→Wi-Fi」から、もしくは専用アプリを開いてTHETAを選び、接続。あとはTHETA本体の底に書いてあるパスワードを入力すればOKです。
接続できるとTHETA本体のWi-Fiマークが点滅から常時点灯に。難なくセッティング完了です！
アプリではTHETAで撮った画像や動画チェックのほか、接続状態なら撮影方法の設定やスマホからのリモート撮影・THETA本体の撮影可能枚数・電池残量の確認ができます。1～2メートル離れるくらいでは接続が切れることもありませんでした。
今までと違う写真に大興奮！
さっそく子どもたちと一緒に撮影を……と思ったら、大興奮した子どもたちにTHETAを奪われてしまいました。電源を入れた状態だったのですが、驚いたのが何も言ってないのに勝手に撮影を始めたこと！
目立つボタンが真ん中だけ、というのが本当に分かりやすいです。軽くて持ちやすいから落としたりぶつけたりする心配も少なそう。
そして通常撮影で撮った写真を、アプリから見たものがこちら。長女が次女を撮影した写真です。
ムムム、普通っぽい？ しかし指で画面をスワイプしてみると……。
撮影した長女も写っています！ 画像の切れ目もなく綺麗に写っているし、想像以上に画質が良い。これはオドロキです。今までのスマホカメラとは違う写りに、子どもたちも大はしゃぎ！
ぐるぐる動かすと、2人が一緒に入っている視点も。また、2本の指で画面上をつまむようにピンチインすると、写真が球状に！ 一枚撮っただけなのに、いろんな見方ができてとっても面白い……これが360度カメラ「THETA」のチカラか！
アプリからスマホへ写真を共有しておけば、スマホ内の写真保存場所「ギャラリー」などからいつでも見ることができます。
ギャラリーから先ほどの写真を見ると、パノラマ写真のような写りに！ 360度写真としても見ることができ、ストレッチ表示やラウンド表示などでいろんな角度から楽しめます。
こんなに簡単操作なのに、撮影場所や工夫次第では素晴らしい写真が撮れるそう。インスタをのぞくと……。
普段の何気ないショットから、自然あふれる絶景ショットまで。思わず見とれてしまうステキな写真であふれています！
360度まるごと切り取ることで、ただ見返すだけでなく違う視点からの面白さが楽しめる「THETA SC」。調べてみたところ「リトルプラネット」や「動画撮影」など、気になる機能はまだたくさんあるようです。
いろいろ試して、1ヶ月後にはインスタ映えするような写真を撮れるようになりたいと思います。お楽しみに！
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